簿記2級と3級の同時受験で、独学はお金と時間の無駄!

独学はおすすめできない

このサイトでは、日商簿記検定の2級と3級の同時取得を提案しているため、再三、独学でのチャレンジは難しいとお伝えしてきました。

とはいえ、学習に必要なのは、基本書のテキスト代と過去問題集だけという費用の安さ、そして、忙しい社会人にとって、自分の好きな時間に好きなペースで学習を進めることができる自由な学習スタイルは魅力的なことでしょう。

しかし、高度な知識と計算技法を必要とする2級試験の難しさ以外にも、独学を薦めない理由があるのです。
このページでは、独学をお薦めしないその理由についてお伝えしていこうと思います。

効率のよい勉強とモチベーションを保てれば可能です

簿記2級は合格率が約30%と、他の資格に比べても高く、独学でも試験合格可能だと言われています。確かに、可能だと思います。
市販の参考書でも優れたものはいろいろありますし、勉強していけば、必要な知識は身に付いていきます。

でも私は、簿記の試験を受けるにあたり、独学での勉強法は最初から選択しに外していました。

理由は、勉強のモチベーションを維持できなそうだったからです。
そこで通信教育を選びました。実際に通信教育で勉強してみると、本屋で独学用のテキストを見に行って、見比べてみて、予想していたこと以外でも「独学にしなくてよかった」と思ったことがありました。

知識を網羅するではなく、試験合格が目標ということ

まず、知識ゼロの人が独学だと試験勉強の仕方が分かりません。
初めてその試験を受けるのに、右も左も分からない状態だと、戸惑ってしまいがちです。

独学で勉強していて、一番陥りやすいのが、テキストや問題集を隅から隅まで読み込んで、全部マスターしようと思ってしまうことです。

テキストや問題集には簿記で出題される内容全てが載っているので、それを全部やらないと不安です。右も左も分からないので、なるべく不安材料はつぶしておきたいと思うわけです。

しかし実際には、簿記は7割正解すれば、受かってしまいます。
だから、出題されやすい範囲を重点的に絞って勉強することで、全てまんべんなく勉強してしまう時間のロスを防ぎ、かつ得点力も上げることができます。

しかも、全て覚えようとしてもムリですよね。順番にやっているうちに、最初のほうに勉強したことは段々あやふやになってしまいます。それなら、出やすいところに絞って集中的に勉強したほうが、記憶を保ちやすくなります。

でも独学の本には、試験に合格するための情報があまりない。全ての情報を網羅している、という感じのテキストばかりです。

通信教育のテキストは、会社にもよりますが出題傾向が高いところだけを絞って勉強できるように構成されています。
だから本屋で見比べてみて、「やっぱり通信にして良かった」と思いました。

もちろん、独学用の本だけでは情報が足りないというわけではないので合格は可能と思います。

独学の本で簿記の知識全体を網羅したその内容を全て暗記できれば最強です。
また、ペースメーカーもなく、添削もない環境で勉強を続けられる強い精神力があれば挫折する心配もないでしょう。結局は本人のやる気と精神力次第ということでしょうか。

なので、普通の方にはおすすめできませんよね。

独学はもっとも挫折しやすい学習法

書店に行けば「サ○ッとうかる日商簿記2級」や「ス○スイわかる日商簿記2級」などといった、
あたかも誰もが簡単に合格できそうな印象を受けるテキストが並んでいます。

しかし、日商簿記2級は○クッと受かるほど簡単な試験ではないことは合格率からも明らかです。

もちろん、これらテキストや問題集だけで合格する方も中にはいることでしょう。

しかし、簿記知識のないまったくの初学者が、自分のレベルに合ったテキストをどうやって選ぶことができるのでしょうか。

さらに、テキストには「このテキストで○○○人が合格!」などというデータは存在しません。
結局、初学者のテキスト選びは、不確定要素の〝感〟だけが頼りなのです。

また、独学のメリットである低費用と自由な学習スタイルも、デメリットに転じる〝諸刃の刃〟といえます。

まず、自分の好きなペースで学習できるということは、反面、いつでも怠けることができるということ。
多忙な社会人であれば「今日は疲れたから、明日から…」となり、それが重なれば「次回の試験に向けて頑張ればいいや」となってしまいがち。

しかも、テキストと問題集代の投資金額が1万円にも満たない場合、「もったいない」という意識が希薄であり、この意識も学習スタイルと共に挫折の温床となってしまうのです。

つまり、低予算かつ自由な学習スタイルという独学は、その〝縛りの緩さ〟から、もっとも挫折しやすい学習方法ともいえるのです。
ハッキリ言います。社会人であり初学者の方には、逃げ道の多い独学はお薦めしません。

2&3級の同時かつ1発取得を目指すなら、多少予算がかかっても、しっかりと合格へと導いてくれる学習方法を選択することを強くお薦めします!