目指すは簿記2級と3級の同時取得!

「就職・転職時に検討材料として機能するのは2級以上」そして、
「商業簿記に加え、より複雑な工業簿記が科目にある2級は
相応な学習システムを採用した方が効果的」。
前ページで述べたこの2つの理由に加え、
独学をお薦めしないもうひとつの理由が〝2&3級の同時取得〟を推奨するからです。

ここで、「ではなぜ、就職・転職に機能しない3級を受験する必要があるのか」という疑問が生じることでしょう。
確かに日商簿記検定3級は簿記の基礎知識であるため
就職や転職時に効果的に機能するかといえば、難しいでしょう。
しかし、どんな学習であれ高度な知識を得るための根本は基礎知識です。

3級試験で学び理解する簿記の基礎知識があればこそ、
2級への学習もスムーズに行うことができるというわけです。
加えて、2級と3級は同日に試験が実施されますが、
同じように同時取得を目指す方も多く実施時間が異なるため、心配はいりません。
是非、2&3級の同時取得を目指しましょう!


合格率は急落。やはり独学では…

実際に学習を始める前に、日商簿記検定試験の2級と3級の合格率から
難易度を分析してみましょう。それぞれ過去、5回の合格率を下に示します。
開催回 受験級 申込者数 受験者数 合格者数 合格率
151回(2019.2) 2級 66,729 49,776 6,297 12.7
3級 104,357 80,360 44,302 55.1
150回(2018.11) 2級 64,838 49,516 7,276 14.7
3級 111,657 88,774 38,884 43.8
149回(2018.6) 2級 52,694 38,352 5,964 15.6
3級 101,173 79,421 35,189 44.3
148回(2018.2) 2級 65,560 48,533 14,384 29.6
3級 102,212 78,243 38,246 48.9
147回(2017.11) 2級 63,757 47,917 10,171 21.2
3級 113,559 88,970 35,868 40.3

合格率はおおむね、2級は10%前半~30%、3級は40%~50%で推移しています。しかし、ときどき平均的な合格率の半分程度に急落することがあります。
これは、より基礎力及び実務的な知識力を問われる試験となり、問題によっては難易度が上がるようになってきたということ。低い合格率の回が続くことはほとんど見られませんが、やはり、2&3級の同時取得に独学はお薦めできない状況にあるようです。




→ 次の記事へ

>>予備知識がなくても簿記に合格できるフォーサイトの通信講座

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする